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刊行にあたって T 問い直される「改革」の本意 問い直される「改革」の本意(『世界』1998年9月号) 自民惨敗の深層 「市場至上主義」に対峙した「市民主義」 日本を覆う不安と不信 問われたのは「改革の本意」 求められているのは「適応」でなく「対応」 原理が違う「生活大国」と「経済大国」 U 「九〇年代不況」の真因 「九〇年代不況」の真因 ( 『破綻か再生か』序、一、二章(一部)) 長期化する“九〇年代不況” 生存条件が生産条件を規定する 家計から企業へ 軽視された「債務デフレーション」 公定歩合引き下げは「所得移転」の典型 透視不能の金融パラダイム 負債超過の家計部門 不況下でも住宅ローンの金利は上げられる 最低利回り分野へ回される年金積立金 成長要因から阻害要因へ V 迷走する日本政治 佐川事件の根底にあるもの パラダイムの危機と政治スキャンダル(『世界』1992年11月号) もう一つの「選挙民集団」 1000万票分の政治力 「上納」と「還元」の構造 「海部おろし」の謎 フロンティアなき日本資本主義 閉塞状況に陥った産業社会 日本資本主義と国家意思 深化する (『世界』1993年9月号) 「宮沢おろし」の主役 「保守二大政党制」こそ財界の悲願 深化する日本型市場経済の矛盾 八〇年代日本を支えた「三つの過剰」 W 日本の分裂 官・財の論理と市民の論理 不況を悪化させる銀行救済策(『週刊文春』1995.10.12日号) 金融不祥事と大蔵省の責任(『週刊文春』1995.11.9日号) 住専処理と大蔵省の失政(『週刊文春』1996.1.4-11日合併号) 「住専」問題の本質とは何か(『世界』1996年4月号) 日本金融資本と住専処理 免れた「戦後改革」 戦後改革で示された「大蔵省分割案」 日米の「金融節度」 「規制」と「統制」 「不動産担保金融」の起源 経営者諸氏に糺す(『文藝春秋』1997年8月号) チェック機能の総裁システム 超法規的権力の「個人ぐるみ」犯罪 「会社は株主のもの」? 八千二百円のチェック機能 誰がその役を担うのか 経済無策と市場競争原理至上主義の帰結(『文藝春秋』1998年1月号) 三つの神話が政府の経済無策を正当化した 借金漬けの個人にこそ「公的資金」を投入せよ 債務デフレーションが消費を萎縮させている 個人貯蓄一千二百兆円という幻想 やがて「日本の大分裂」が始まる 日本大分裂の時代(『文藝春秋』1998年3月号) 「改革」先進国は教科書にならない 失業率の詐術 「強いものはより強く」 X 規制と規制緩和 規制なき規制緩和論の迷妄 (『週刊文春』1994.8.25日号) すり替えられた規制緩和 『規制緩和 何をもたらすか』 規制緩和に反対すると非国民扱い 企業行動完全自由化要求運動 壊滅する商店街 「市民」敵視の「市場主義」 「消費者」とは誰か ニュージーランド以上に苛烈な日本の規制緩和 再活性化論の真贋 地域と生きる元気な経営を求めて 『DBC(ダイヤモンド・ビジネス・コンサルティング)』1996年2月号 「空想的市場主義」 資本のマジョリティと数のマジョリティ アメリカの航空業界からの教訓 日本の規制緩和はどう進むか 「量産効果追及の時代」は終わった 小さな店の大きな役割 『NCジャーナル』1998年1月号 地域社会を誰が守るのか 規制緩和の推進で地域の活性化は可能か 新しい消費者を育てる「運動」で地域貢献を 再販制度を考える 『本と新聞』(岩波ブックレット) 再販見直しの背景 なぜ再販制は維持されなければならないか Y 資本主義の変質 資本主義の変質 『週刊金曜日』佐高信氏との対談 「苦悶する日本資本主義」上、下 1998.1.9/16日号 日本を被う徒労感 揺らぐ家計と地域社会 「日本製アジア製品」と「日本製日本製品」 「牧歌的な資本主義」から「剥き出しの資本主義」 Z 多元的経済社会と労働 多元的経済社会と労働 ● |