1997.7.30『経済学は誰のためにあるのか・市場原理至上主義批判』内橋克人編(岩波書店) 1997.7.30『経済学は誰のためにあるのか・市場原理至上主義批判』内橋克人編(岩波書店)
uwasano「楽しい読書日記」著作目録一覧内橋克人著作目録 > 1997.7.30『経済学は誰のためにあるのか・市場原理至上主義批判』内橋克人編(岩波書店)

1997.7.30『経済学は誰のためにあるのか・市場原理至上主義批判』内橋克人編(岩波書店) 岩波書店 amazon

1997.7.30『経済学は誰のためにあるのか・市場原理至上主義批判』内橋克人編(岩波書店)

規制緩和を語る資格は誰にあるか 宇沢弘文 うざわひろふみ 1-34 (『世界』1995年3月号)
amazon「宇沢弘文」
宇沢弘文著作目録
「規制緩和一辺倒論」の蔓延
フリードマンの規制撤廃論
ミルトン・フリードマン著作目録(Milton Friedman)
社会的倫理としての規制
「社会的共通資本」の概念
政府による画一的管理の排除
権限は市民社会の側に
「ボーダレス」がもたらすもの
官僚たちの傲慢さ
不均衡な日本社会

経済学の再生を求めて 岸本重陳 きしもとしげのぶ 35-68 (『世界』1997年1月号)
岸本重陳著作目録
「一徒二不三K」という現状
市場原理が貫徹するという錯覚
規制緩和論者の嘘
ナンセンスな市場均衡論
これからの経済学のすべきこと
「生産性」の議論が生活を破壊する
人間らしく生きられる経済社会の構築を
経済を狭く捉えることの陥穽

科学としての経済学は万能薬ではない 佐和隆光 さわたかみつ 69-100 (『世界』1997年2月号)
佐和隆光著作目録
「官僚・財界合作型規制緩和」
熱病(フィーバー)以外の何物でもない
「規制」とは何なのか
安全のための規制か参入障壁か
強化すべき規制までもが廃止される
地方分権VS規制緩和
規制緩和の効果
経済学は万能という錯覚
「科学」から「歴史」へ

調整原理の視点を欠く大店法改廃論 大野正道 おおのまさみち 101-126 (『世界』1997年3月号)
amazon「大野正道」
競争原理と調整原理
会社は誰のものか
企業会計をめぐる問題
理論崇拝の愚かさ
中小企業を救う適正技術
商店街の社会的役割
自営業衰退は何をもたらすのか
調整=共生原理を組み込む議論を

公共空間こそが市場を制御する 間宮陽介 まみやようすけ 127-158 (『世界』1997年4月号)
amazon「間宮陽介」
間宮陽介著作目録
公共の企業化が進んでいる
政府・市場二分論に欠けた視点
自覚的消費者と街づくり
自律した個人が公共領域をつくる
「使命共同体」・「空間」・「コモンズ」
公共空間による市場の相対化

マルクスは本当に死んだのか 杉浦克己 すぎうらかつみ 159-184 (『世界』1997年5月号)
amazon「杉浦克己」
「市場主義」という虚構
「規制の組み替え」が求められている
市場主義隆盛の背景
市民社会を重視する社会主義
近代合理主義の寵児・マルクス
「マルクスは死んだ」のか
社会的存在としての企業のあり方

日本の農業は生き残れるか 大塚勝夫 おおつかかつお 185-208 (『世界』1997年6月号)
amazon「大塚勝夫」
農業に歪みをもたらしたもの
「日本型貧困」の内実
「農的生活」と「生命系の経済学」
日本の農業を維持できるか
競争セクターに抗する共生の思想
経済理論は現場から生まれる

規制緩和で働き方はどうなるか 熊沢誠 くまざわまこと 209-236 (『世界』1997年7月号)
amazon「熊沢誠」
雇用・労働の規制緩和で何が起こるか
日本の労働状況は「前近代的」か
規制緩和によって自由になるか
標的にされた年功制
日本の労働コストは本当に高いのか
低い失業率の背後にあるもの
弱者にしわ寄せがゆく構造
女性の保護規定撤廃の前にすべきこと
消費する者だけが生活者なのではない

国際基準とは何か 西川潤 にしかわじゅん 237-267 (『世界』1997年8月号)
amazon「西川潤」
「大競争時代」が名目の産業保護的規制緩和
グローバル化のなかで日本の民主主義が問われている
社会的弱者を排除し続ける構造
現実社会から遊離する日本の経済学
共生セクターを強める「社会的経済」
社会的制御装置をどう働かせるのか

あとがき




(uwasano)
この本に登場する人の最近の著作等

宇沢弘文 うざわひろふみ Lycos
2001.3.『好きになる数学入門 微分法を応用する 6』 宇沢弘文(岩波書店)
2001.1.『好きになる数学入門 関数をしらべる 5』 宇沢弘文(岩波書店)
2000.11.『ヴェブレン』 宇沢弘文(岩波書店)
2000.11.『社会的共通資本』宇沢弘文(岩波新書)
2000.11.『金融システムの経済学 社会的共通資本の視点から』 宇沢弘文・花崎正晴(東京大学出版会)
2000.7.『好きになる数学入門 図形を変換する 4』 宇沢弘文(岩波書店)
2000.3.『地球環境政策』 宇沢弘文・田中広滋(中央大学出版部)
1992.11.『自動車の社会的費用』宇沢弘文(岩波新書)
1992.2.20『「成田」とは何か―戦後日本の悲劇』 宇沢弘文(岩波新書)
『宇沢弘文著作集 新しい経済学を求めて(全12巻)』
p5 ミルトン・フリードマン [Milton Friedman] (1912-)アメリカの経済学者 goo Lycos
ミルトン・フリードマン著作目録(Milton Friedman)
p5 ジョージ・スティグラー[George Joseph Stigler](1911-1991) アメリカの経済学者 Lycos
p5 ディレギュレーション 【deregulation】⇒規制緩和 goo
p5 シカゴ学派 Chicago School  Lycos
p7 フランク・ナイト(1885―1972)Frank Hyneman Knight Lycos
p7 ジョン・デューイ [John Dewey](1859-1952) アメリカの哲学者・教育学者 goo
p7 ソースタン・ヴェブレン
p7 リベラリズム [liberalism]  自由主義 Lycos
新自由主義 goo
マネタリズム [monetarism] 貨幣主義 goo Lycos
p13 ルーズベルト大統領 Lycos
p13 ニューディール政策  Lycos
p15 ディシプリン(規律)discipline  Lycos
p16 グラス・スティーガル法
p16 レギュレーションQ
p22 ケインズ
ジョン・メイナード・ケインズ著作目録(John Maynard Keynes)   ケインズ学派 Keynesian school  Lycos ケインズ革命 Keynesian revolution  Lycos
p23 ケインズ経済学
p23 新古典派


岸本重陳 きしもとしげのぶ
1998.5.『金融ビッグバン どうなる日本経済どうする中流市民』 岸本重陳(岩波ブックレット)
1996.4.『最新経済』 岸本重陳他(一橋出版)
1994.6.『経済のしくみ100話(新版)』 岸本重陳(岩波ジュニア新書)
1992.1.『新聞の読みかた』 岸本重陳(岩波ジュニア新書)
1991.7.『実際性の時代』 ジョン・ケネス・ガルブレイス・岸本重陳訳(小学館)
1985.9.『「中流」の幻想』岸本重陳(講談社文庫)

佐和隆光 さわたかみつ
2001.11.『「改革」の条件市場主義の貧困を超えて』佐和隆光(岩波書店)
2001.10『暴走する世界 グロ−バリゼ−ションは何をどう変えるのか』 アンソニ・ギデンズ・佐和隆光(ダイヤモンド社)
2001.2.『富める貧者の国 「豊かさ」とは何だろうか』佐和隆光・浅田彰(ダイヤモンド社)
2000.10.『市場主義の終焉 日本経済をどうするのか』 佐和隆光(岩波新書)
2000.6.『環境新時代への挑戦 循環型社会の実現をめざして』 佐和隆光・連合総合生活開発研究所(第一書林)
1998.12.『経済学とは何だろうか』佐和隆光(岩波新書)
1998.4.27『経済学における保守とリベラル』佐和隆光(岩波書店)

大野正道 おおのまさみち
2001.12.『企業承継法入門』 大野正道(信山社出版・大学図書)
2001.7.『ロンドンは霧のち晴れ 英国遊学便り』 大野正道(四谷ラウンド)
2001.3.『手形法・小切手法入門』 大野正道(信山社出版・大学図書)
1997.10.『中小会社法の研究』 大野正道(信山社出版・大学図書)
1995.7.『中小企業のための事業承継の法務と税務』 大野正道(税務経理協会)
1994.2.20『企業承継法の研究』 大野正道(信山社出版;大学図書)

間宮陽介 まみやようすけ
1999.8.『同時代論 市場主義とナショナリズムを超えて』 間宮陽介(岩波書店)
1999.3.『丸山真男 戦後思想の挑戦 日本近代における公と私』 間宮陽介(筑摩書房)
1999.3.25『市場社会の思想史 「自由」をどう解釈するか』 間宮陽介(中公新書)
1993.11.『法人企業と現代資本主義 シリーズ現代の経済』 間宮陽介(岩波書店)
1992.3.『経済思想 市場社会の変容』 間宮陽介(放送大学教育振興会、日本放送出版協会)
1989.1.25『ケインズとハイエク―「自由」の変容』間宮陽介(中公新書)

杉浦克己 すぎうらかつみ
2001.6.『多元的経済社会の構想』 杉浦克己・柴田徳太郎(日本評論社)
2001.5.『21世紀の経済社会を構想する 政治経済学の視点から』 森岡孝二・杉浦克己(桜井書店)
森岡孝二著作目録
1995.11.『市場社会論の構想 思想・理論・実態』 杉浦克己・高橋洋児(社会評論社)
1993.5.20『コミュニケーションの共同世界―相関社会科学序説』 杉浦克己(東京大学出版会)

大塚勝夫 おおつかかつお
1999.9.『新しい経済学を求めて 環境と生命と開発への視点』 大塚勝夫・罍昭吉(NECメディアプロダクツ)
1997.2.『農的に生きる時代』 大塚勝夫(家の光協会)
1996.9.『経済史・経営史研究の現状』 大塚勝夫(三嶺書房)
1995.9.『比較経済発展論 日本とオーストラリア』 大塚勝夫(早稲田大学出版部)
1995.1.『農的生活 「競争」から「共生」への新しいライフスタイル』 大塚勝夫(NECメディアプロダクツ)
1992.5.31『共生時代のエコノミー―真の豊かさとは何か 大塚勝夫(新評論)

熊沢誠 くまざわまこと
2001.3.『スウェーデンの労働と産業 転換期の模索』 篠田武司・熊沢誠(学文社)
2000.10.『女性労働と企業社会』 熊沢誠(岩波新書)
1998.9.『日本的経営の明暗』熊沢誠(ちくま学芸文庫)
1997.9.『映画マニアの社会学 スクリ−ンにみる人間と社会』 熊沢誠(明石書店)
1997.2.『能力主義と企業社会』熊沢誠(岩波新書)
1993.2.5『新編 日本の労働者像』熊沢誠(ちくま学芸文庫)

西川潤 にしかわじゅん
2002.4.『世界開発報告 2000/2001』 国際復興開発銀行・西川潤(シュプリンガー・フェアラーク)
2001.11.『仏教・開発(かいほつ)・NGOタイ開発僧に学ぶ共生の智慧』 西川潤・野田真里(新評論)
2001.4.『アジアの内発的発展』 西川潤(藤原書店)
2000.11.『人間のための経済学 開発と貧困を考える』 西川潤(岩波書店)
2000.6.『ポスト大企業の世界 貨幣中心の市場経済から人間中心の社会へ』デビッド・C.コーテン・西川潤(シュプリンガー・フェアラーク)
1994.6.『貧困(新版)』西川潤(岩波ブックレット)
1994.6.『人口(新版)』西川潤(岩波ブックレット)
1994.6.『食料(新版)』西川潤(岩波ブックレット)
1991.1.21『世界経済入門 第2版』西川潤(岩波新書)


著作目録一覧へuwasano「楽しい読書日記」トップへuwasano「動画集め」 inserted by FC2 system