なかにし礼氏の「わが人生最高の10冊」(「週刊現代」掲載) なかにし礼氏の「わが人生最高の10冊」(「週刊現代」掲載)
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なかにし礼氏の「わが人生最高の10冊」(「週刊現代」掲載)


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なかにし礼氏の10冊
作家・なかにし礼の「自分の人生にもっとも影響を与えた本」10選
ゲーデ、ランボウ、ガルシア・マルケス…
『週刊現代』2020年7月18日号より
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なかにし礼著作目録(ナカニシレイ)

▼最近読んだ1冊
『三体 』劉慈欣 (著), 立原透耶 (監修), 大森望 (翻訳)  2019/7/4
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大森望著作目録(オオモリノゾミ)

なかにし礼さんのベスト10冊

第1位 『ファウスト』(第一部・第二部) ゲーテ 著 相良守峯 訳 岩波文庫 970円(第一部)、1140円(第二部)
「80歳を過ぎて振り返ると、少年期に読んだ本の中でもっとも自分の中に残っているのが『ファウスト』ですね」
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第2位 『カラマーゾフの兄弟』(上・中・下巻) ドストエフスキー 著 原卓也 訳 新潮文庫 890円(上巻)、840円(中巻)、900円(下巻)
「自分の心の中には三兄弟の、ドミートリイもイワンもアリョーシャも確かにいる。それだけ人物像が普遍的です」
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ドストエフスキー著作目録(Fyodor Dostoyevsky)

第3位 『地獄の季節』 ランボオ 著 小林秀雄 訳 岩波文庫 520円
「書かれている内容は、青少年のレベルを遥かに超えています。れっきとした天才がここにいる、と震撼しました」
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アルチュール・ランボー著作目録(Arthur Rimbaud)
小林秀雄著作目録(コバヤシヒデオ)

第4位 『悪の華』 ボードレール 著 堀口大學 訳 新潮文庫 750円
「自身の置かれた状況を乗り越えようとする気概に満ちた、フランスらしい詩集です」
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シャルル・ボードレール著作目録(Charles Baudelaire)

第5位 『異邦人』 カミュ 著 窪田啓作 訳 新潮文庫 460円
「コロナ禍の現在、『ペスト』が話題になっていますが、完成度は本作に及びません」
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アルベール・カミュ著作目録(Albert Camus)

第6位 『百年の孤独』 ガブリエル・ガルシア=マルケス 著 鼓直 訳 新潮社 2800円
「'82年にノーベル文学賞を受賞したマルケス。その栄誉に十分に値する作品です」
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ガブリエル・ガルシア=マルケス著作目録(Gabriel Garcia Marquez)

第7位 『ブリキの太鼓』(全3巻) ギュンター・グラス 著 高本研一 訳 集英社文庫 730円(1巻)、800円(2巻)、686円(3巻)
「グラスが晩年、ナチスに加担していたと告白したことには、大きな潔さを感じました」
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第8位 『ゴリオ爺さん』バルザック 著 平岡篤頼 訳 新潮文庫 750円
「バルザックを読んだことで、“人生の地図”を手に入れることができたと感じています」
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オノレ・ド・バルザック著作目録(Honore de Balzac)

第9位 『時間』 堀田善衞 著 岩波現代文庫 980円
「南京大虐殺を中国人の視点から探っていく。日本の加害性を問う稀有な作品です」
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第10位 『沖縄ノート』 大江健三郎 著 岩波新書 780円
「現在も本土から黙殺される沖縄について、“このままでいいのか”と真摯に問う一冊」
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大江健三郎著作目録(オオエケンザブロウ)


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