1999.12.22『多元的経済社会のヴィジョン 内橋克人同時代への発言 8』内橋克人著(岩波書店) 1999.12.22『多元的経済社会のヴィジョン 内橋克人同時代への発言 8』内橋克人著(岩波書店)
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内橋克人著作目録

1999.12.22『多元的経済社会のヴィジョン 内橋克人同時代への発言 8』内橋克人著(岩波書店)


多元的経済社会の道標 「まえがき」にかえて

p1 T 多元的経済社会のヴィジョン
p3  多元的経済社会への道
 (1997年度日本農業新聞全国大会記念講演、1997年5月15日)
  風景と社会の成熟
  岐路に立つ日本の農業
  分裂する社会
  問われる農業の存立基盤
  競争セクターとは何か
  共生セクターとは何か
  共生セクターと地域社会
  消費者とは何か
  FECのアウタルキー
  サステイナブル・コミュニティ
  エネルギー問題を解決する共生セクター
  理念がなければ問題は解決しない
   
p42  「介護の市場化」に抗して 誰が「ケアの現場」を担うのか
 (1999年11月、日本労働者協同組合連合会本部事務所で鼎談)
  永戸祐三・日本労働者協同組合理事長
  菅野正純・日本労働者協同組合副理事長・協同総合研究所主任研究員
  ウイナー・テイク・オール
  「協同は生きている」
  「介護の社会化」でなく「介護の市場化」
  ケアも自給自足圏の形成へ
  「自立を助ける介護」を排除する介護市場
  「ケアの時給圏」形成
  コミュニティ・ケアの時代
  地域福祉事業所の展開
  市民・市場・国家・制度
  新たな協同を求めて
  
  
p86  広がる「共生セクター」の国際的ネットワーク
 (1999年11月、市民フォーラム2001の事務局で対談)
  佐久間智子・市民フォーラム2001事務局長
  加速する世界市場化
  変質する資本主義
  政策提言主体としての共生セクター
  NGOの役割
  グローバリゼーションと共生セクター
  NGOの二つの背景
  新たな「環境知性」
  生活の座から見抜くWTOの本質
  MAI反対世界キャンペーンの成功体験
  「投資の自由化」が意味するもの
  発言力増すNGO
  経済学の黄昏
  育つアジアの環境知性
  
  
p135 日本の農業は生き残れるか
 (初出、『世界』1997年6月号。その後、『経済学は誰のためにあるのか』岩波書店、1997年刊に収められた)
 大塚勝夫(前早稲田大学商学部教授、日本経済論、経済発展論)
  農業に歪みをもたらしたもの
  「日本型貧困」の内実
  「農的生活」と「生命系の経済学」
  日本の農業を維持できるか
  競争セクターに抗する共生の思想
  経済理論は現場から生まれる
  
p153 U 生きる・働く・暮らす 理念型経済社会への意思
p155  生きる・働く・暮らす 理念型経済社会へ意思
  (1999年9月11日、長野県須坂市メセナホールで開かれた信州岩波講座での講演)
  人間解体の世紀、消尽の世紀
  二十世紀が生んだ不安
  作家が感じとった不安
  資本主義とカタストロフィー
  現代の不安とは何か
  労働をめぐる不安
  虚の経済の帰結
  日本を被う市場原理イデオロギーの弊害
  いま求められる共生の思想
  安心のための賢い選択
  

p195 小さな企業の大きな役割 21世紀日本経済と中小企業
  (1999年7月9日、「中小企業家同友会設立30周年記念中小企業・政策提言大会」基調講演要旨)
  日本型自営業の意味
  資本主義の変質
  市場競争原理至上主義
  利が利を生むマネー資本主義
  虚の経済
  幻想の市場競争原理至上主義
  変化している消費者意識
  「生きる・働く・暮らす」の統合
  
p211 V 共生社会への視点・論点
p213 賃下げ論の是非
  (NHKテレビ「視点・論点」1993年9月3日放映)
p218 崩れる系列
  (NHKテレビ「視点・論点」1993年11月10日放映)
p224 「コスト回避」への思潮
  (NHKテレビ「視点・論点」1994年2月7日放映)
p229 都市の復興
  (NHKテレビ「視点・論点」1995年3月7日放映)
p234 放置される避難者
  (NHKテレビ「視点・論点」1995年5月16日放映)
p239 遠い被災者の自立
  (NHKテレビ「視点・論点」1995年7月14日放映)
p244 災害と政治
  (NHKテレビ「視点・論点」1995年9月18日放映)
p249 被災地は問う
  (NHKテレビ「視点・論点」1995年12月14日放映)
p254 野党の役割
  (NHKテレビ「視点・論点」1996年2月16日放映)
p258 新二重構造
  (NHKテレビ「視点・論点」1996年6月5日放映)
p263 安全な街とは?
  (NHKテレビ「視点・論点」1996年8月30日放映)
p267 三度目の“冬”
  (NHKテレビ「視点・論点」1996年12月17日放映)
p272 規制緩和の本質
  (NHKテレビ「視点・論点」1997年4月2日放映)
p276 改革の本意
  (NHKテレビ「視点・論点」1998年5月8日放映)
p280 節約と成長の両立
  (NHKテレビ「視点・論点」1998年12月29日放映)


pvii 『エンデの遺言』
pvii 『自然的経済秩序』シビリオ・ゲゼル
p4 『匠の時代』
p8,p262 『アメリカの分裂』アーサー・シュレジンガー
p29 『サステイナブル・コミュニティ』川村健一、小門裕幸
p44,p46 『合理的な愚か者』アマルティア・セン →アマルティア・セン著作目録(Sen, Amartya)  
p57 『共生の大地』(岩波新書)第5章「多元的経済社会への道標」 →1995.3.20『共生の大地―新しい経済がはじまる』内橋克人(岩波新書)
p57,p103 『同時代への発言2 「消尽の世紀」の涯に』
p65 間宮陽介(京都大学大学院、人間・環境学研究科教授)
間宮陽介著作目録
p52 竹内孝仁(日本医科大学教授、東京高齢者協同組合顧問)
p69 『医療は生活に出会えるか』竹内孝仁
p92,p97,p121 『同時代への発言3 実の技術・虚の技術』
p92 『共生の大地』(岩波新書)
1995.3.20『共生の大地―新しい経済がはじまる』内橋克人(岩波新書)
p135 『経済学は誰のためにあるのか』 
1997.7.30『経済学は誰のためにあるのか・市場原理至上主義批判』内橋克人編(岩波書店)
p136 『日本に農業はいらないか』田代洋一(大月書店)
p145 『生命系の経済学』ポール・エキンズ編、石見尚他訳(御茶の水書房)
p159 芥川龍之介
p173,p198 『ターボ資本主義』エドワード・ルトワク
p176 堺屋太一・経済企画庁長官
堺屋太一著作目録
p185 『妻と私』江藤淳
p198 榊原英資(ETV特集『「世紀を超えて」を読む』)
p279 『市塵』藤沢周平







(uwasano)
内橋氏は、「ウイナー・テイク・オール」という言葉を嫌っています。これをタイトルにしたような書籍がありますので、紹介します。
1998.6.12『ウィナー・テイク・オール―「ひとり勝ち」社会の到来』 ロバート・H.フランク、フィリップ・J.クック、香西泰監訳(日本経済新聞社) amazon
香西泰著作目録
1999.8.26『ニューエコノミー勝者の条件―ウィナー・テイク・オール時代のマーケティング10則』 ケヴィン・ケリー、酒井泰介訳(ダイヤモンド社) amazon
1999.8.30『「一人勝ち」の経済学―選択をやめた日本人』大前研一(光文社) amazon
大前研一著作目録
大前研一著作目録【洋書】


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