ティモシー・D・スナイダー(Timothy David Snyder、1969年8月18日-)は、アメリカ合衆国・イェール大学の教授で歴史家。専門は近代ナショナリズム史、中東欧史、ホロコースト論。
オハイオ州デイトン生まれ。ブラウン大学卒業。1997年、オックスフォード大学にて博士号を取得。その後パリ、ウィーン、ワルシャワ、そしてハーバード大学で研究員を務めた。 近年ウクライナ情勢についての頻繁な発言が国際的に注目を集めているが、元々さまざまな紙誌への寄稿や講演は多い。外交問題評議会、アメリカ合衆国ホロコースト記念博物館などたくさんの機構のメンバーである。一一ヶ国のヨーロッパの言語(とりわけ東ヨーロッパの言語)を理解することで、一次資料へのアクセスが可能になり、Bloodlands(2010年、『ブラッドランド ヒトラーとスターリン 大虐殺の真実』)や Black Earth(2015年)のような、ドイツ側の視点に偏らぬ広汎にして刺激的なホロコースト論の発表につながっている。また、Sketches from a Secret War(2005年)やThe Red Prince: The Secret Lives of a Habsburg Archduke (2008年、『赤い大公 ハプスブルク家と東欧の20世紀』)のような優れた評伝もものしている。トニー・ジャットの最後の書では聞き手を務めた。ハンナ・アーレント賞(2013年)を始め受賞歴も豊富である。2005年に結婚した夫人のマーシ・ショア(Marci Shore)もイェール大学での同僚であり、やはり東ヨーロッパ史の専門家である。
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