saitou-minako-seisa.html
| |||
はじめに FC的に世間を観察してみよう 第1章 「女の涙には勝てん」問題 1 ゴマスリ発言も過ぎれば失言の山となる。 森喜朗「産まない女」発言(p20) → 森喜朗著作目録 2 きわどいジョークが身を滅ぼす。 太田誠一「元気な男」発言(p24) 3 オオカミが貞操を説くは滑稽なり。 福田康夫「黒ヒョウ」発言(p28) → 福田康夫著作目録 4 舌禍を防ぐは国防より成りがたし。 西村眞悟「強姦魔」発言(p34) →関連・CLUB BUILD-GAMO 眞悟十番勝負 5 興趣ある逸話も相手を選びて語るべし。 石原慎太郎「ババァ」発言(p39) →関連・地球市民に立ちカエル会 検証 「ババァ発言」、女性財団廃止問題、チラシ拒否 → 石原慎太郎著作目録 6 安易なる言い換えは己を危うくす。 井上喜一防災担当相「元気な女」発言(p44) 7 根拠なき故事の引用は自らの首を絞む。 谷垣禎一財務相「放火」発言(p48) → 谷垣禎一著作目録 8 上司たる者、業務に男女の成句を持ち込むなかれ。 小泉純一郎「女の涙」発言(p52) → 小泉純一郎著作目録 第2章 「女は家にいろ」問題 9 家庭婦人と職業婦人の比較は避けるが賢明。 主婦礼讃論 大橋巨泉(p60) 10 仕事上の業績に「妻として」「母として」は不要なり。 歴史教科書の女 11 一芸ある者に母性を求むるは余計なお世話なり。 五輪報道 12 子育てパパのみ褒めるはママを貶めるに似たり。 父親の役割 鈴木光司(p71) → 鈴木光司著作目録 13 父の身思えば、むしろ家政に立ち入るを幸とす。 殿様の悲劇 江藤淳(p75) 14 母の手料理なくとも子は死なぬ。 食卓の責任 瀧井宏臣(p80) 15 良妻賢母志願は話半分に聞くがよし。 新人の目標 16 「負け犬」のココロは負けるが勝ち。 論争の真相 第3章 「女は女らしく」問題 17 面接は合コンにあらずして、女らしさは無益なり。 入社試験心得 18 女子社員を「OLさん」と呼ぶは古き習慣。 女性労働者今昔 久保純子(p100) 19 女言葉を嘆く者、男言葉の粗暴なるを知らず。 言葉のDV 山川静夫(p103) 20 ガングロは異文化受容の試金石。 異分子排撃論 林真理子(p107) 21 背広の没個性を見ずして補整下着を語るなかれ。 スローライフ 宮谷史子(p112) 22 部屋が荒れても、その主必ずしも病ならず。 片づけられない女 サリ・ソルデン(p117) 23 国際姑の場ふさがり。 出羽おば1号/2号 マークス寿子(p121)、川口マーン惠美(p123) 24 「男にかわれ」は自らを貶める一語なり。 女の敵は女 時実新子(p128) 第4章 「男はスケベだ」問題 25 人格は両脚の間に宿るにあらず。 ペニスの責任 渡辺淳一(p138) → 渡辺淳一著作目録 26 下ネタで笑いが取れると思うは男の浅知恵。 医学博士の猥談 新妻伸二(p141) 27 下世話なたとえも過ぎたるは幼児に同じ。 男同士の絆 森巣博(p145) → 森巣博著作目録 28 避妊具も使えなければただのゴム。 新型コンドーム 29 男子へのサービス、女子へのセクハラに似たり。 歴史教科書論争 30 大声で生理現象を語るは配慮なき行為。 ご懐妊騒動 31 「なぜ抵抗しない」と問うは痴漢の屁理屈。 ノック事件1 曾野綾子(p161) 32 セクハラを笑うはセカンド・セクハラ。 ノック事件2/3 高橋秀実(p167) → 高橋秀実著作目録 33 愛人に義を欠く者、告発は必定と心得るべし。 匿名の女 村上龍(p174) → 村上龍著作目録 34 紳士たるもの、みだりに鼻の下を伸ばすべからず。 日韓の首脳 第5章 「女だからこそ」問題 35 研究評価に「女性」は蛇足。 男性研究者の本心 山本博文(p188) 36 「声が高い」は「耳が痛い」に変換するべし。 女の主張 池澤夏樹(p191) → 池澤夏樹著作目録=池沢夏樹著作目録 37 口ごもりたる女性批判ならせぬがまし。 ゆるふん批評 大月隆寛(p196) 38 陳腐なる褒め言葉こそ褒め殺し。 女性上位の文学 福田和也(p200) → 福田和也著作目録 39 「女流」とみなすは「男流」批評。 小説家と批評家 三浦雅士(p205) → 三浦雅士著作目録 40 「女が救い」と思う男は救われず。 女性原理の怪 大江健三郎(p210) → 大江健三郎著作目録 41 「女に書けぬ」は男の邪推。 「源氏物語」異説 丸谷才一(p215) → 丸谷才一著作目録 42 お知らせの読者は「男女共同参画」が基本。 総合雑誌 河野通和(p219) 43 「僕ちゃん語り」の無自覚は犬も喰わぬ。 169と326 東浩紀(p222) → 東浩紀著作目録 44 「あたし語り」の自己陶酔は猫もまたぐ。 レモンティーな人々 第6章 「女に政治はわからん」問題 45 女性が微笑むポスターを見たら手抜きを疑え。 性差別ポスター 46 女人禁制の伝統には必ず抜け道あり。 土俵際の対決 時津風理事長(p241) 47 永田町のピンクカラーに注意せよ。 女性候補者 山東昭子(p246) 48 地盤・看板・カバンを継ぐ娘がいてもよし。 二世候補者 田中眞紀子(p250) → 田中眞紀子=田中真紀子著作目録 49 反戦平和は女性の専有物にあらず。 銃後の運動 50 別姓はたんに結婚の規制緩和と心得よ。 夫婦別姓法案 山谷えり子(p259) 51 少子化対決を「国」から発想するなかれ。 少子化への奇策1/2 渡部昇一(p263)、石堂淑朗(p265) 52 女性天皇の誕生を男女平等と誤解するなかれ。 皇室増殖計画 第7章 「女はだまっとれ」問題 53 案ずるより呼ぶが易し。 均等法と職種名 渡辺淳一(p280) → 渡辺淳一著作目録 54 芸なき誇張は風刺とならず。 謎の女性団体 村上春樹(p286) → 村上春樹著作目録 55 「差別されていない」は鈍感な台詞なり。 歓迎される言説 さかもと未明(p290) 56 疑似生物学に惑わされることなかれ。 男脳と女脳1/2 岩月謙司(p295)、和田秀樹(p298) → 和田秀樹著作目録(2009年) 57 節句飾りで男女を語るは本末転倒 ジェンダーフリー1/2 米長邦雄(p304) 58 過去に戻らず、出口を探せ。 亡霊との闘い 林道義(p313) 59 男女平等教育にも優先順位あり。 基本のき 付録 「ご主人さんと奥さん」問題 60 FCは言葉狩りにあらず。工夫をしてこそ身につくものなり。 あとがき (uwasano) この本で取り上げられた人々 三浦朱門(p16) →ウィキペディア → →bk1 北杜夫(p17) →ウィキペディア → →bk1 → 北杜夫著作目録 森喜朗(p20) →ウィキペディア → →bk1 太田誠一(p24) →ウィキペディア → →bk1 福田康夫(p28) →ウィキペディア → →bk1 西村眞悟(p34) →ウィキペディア → →bk1 石原慎太郎(p39) → 石原慎太郎著作目録 井上喜一(p44) →ウィキペディア → 谷垣禎一(p48) →ウィキペディア → →bk1 → 谷垣禎一著作目録 小泉純一郎(p52) →ウィキペディア → →bk1 大橋巨泉(p60) →ウィキペディア → →bk1 鈴木光司(p71) → 鈴木光司著作目録 江藤淳(p75) →ウィキペディア → →bk1 瀧井宏臣(p80) →ウィキペディア → →bk1 畠奈津子(p85) →ウィキペディア → →bk1 久保純子(p100) →ウィキペディア → →bk1 山川静夫(p103) →ウィキペディア → →bk1 林真理子(p107) →ウィキペディア → →bk1 宮谷史子(p112) →ウィキペディア → →bk1 サリ・ソルデン(p117) →ウィキペディア → →bk1 マークス寿子(p121) →ウィキペディア → →bk1 川口マーン惠美(p123) →ウィキペディア → →bk1 時実新子(p128) →ウィキペディア → →bk1 渡辺淳一(p138) →ウィキペディア → →bk1 新妻伸二(p141) →ウィキペディア → →bk1 森巣博、姜尚中(p145) →森巣博著作目録 →姜尚中著作目録 曾野綾子(p161) →ウィキペディア → →bk1 高橋秀実(p167) →高橋秀実著作目録 村上龍(p174) →ウィキペディア → →bk1 山本博文(p188) →ウィキペディア → →bk1 池澤夏樹(p191) → 池澤夏樹著作目録=池沢夏樹著作目録 大月隆寛(p196) →ウィキペディア → →bk1 福田和也(p200) → 福田和也著作目録 三浦雅士(p205) → 三浦雅士著作目録 大江健三郎(p210) → 大江健三郎著作目録 丸谷才一(p215) →ウィキペディア → →bk1 河野通和(p219) → ウィキペディア → 東浩紀(p222) → 東浩紀著作目録 時津風理事長(p241) →ウィキペディア → →bk1 山東昭子(p246) →ウィキペディア → →bk1 田中眞紀子(p250) →ウィキペディア → →bk1 山谷えり子(p259) →ウィキペディア → →bk1 渡部昇一(p263) →ウィキペディア → →bk1 石堂淑朗(p265) →ウィキペディア → →bk1 渡辺淳一(p280) →ウィキペディア → →bk1 村上春樹(p286) → 村上春樹著作目録 さかもと未明(p290) →ウィキペディア → →bk1 岩月謙司(p295) →ウィキペディア → →bk1 和田秀樹(p298) → 和田秀樹著作目録(2009年) 米長邦雄(p304) →ウィキペディア → →bk1 林道義(p313) →ウィキペディア → →bk1 『物は言いよう』は、神田外語大学図書館の『本はおもしろい別冊 ジェンダー 生と性を考える50冊』 に選ばれています。 →神田外語大学図書館の『ジェンダー 生と性を考える50冊』
|