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第一章 会社国家ニッポン 1 社会と会社 日本中、会社ばかり 会社中心の社会 2 政治を動かす会社 政治献金 日本を支配しているのは誰か 3 会社人間 J・S・ミルの会社生活 日本人の出世観 会社の格と人間の格 4 崩れる会社本位主義 バブルの発生と崩壊 会社人間よ、さようなら 第二章 会社とはなにか 1 会社 会社、企業、法人 会社の種類 2 株式会社 株式会社の歴史 株主は有限責任 合併によって巨大化 3 大企業 「規模の経済」 フォードT型車 松下幸之助の「水道哲学」 → 松下幸之助著作目録 大企業病 系列化 4 国有企業 国有企業の失敗 国有企業の株式会社化 日本の「民営化」 第三章 会社は誰のものか 1 資本家と経営者 会社は株主のものか 資本家とは 経営者 2 経営者支配 アメリカの経営者支配 日本の経営者支配 誰が経営者になるのか 3 株主総会 日本の実態 機関投資家 コーポレート・ガバナンス 4 メインバンク 銀行による会社支配 企業金融の変化 銀行による株式所有 第四章 会社で働く 1 就職 どんな仕事をしたいのか どんな職業を選ぶのか 「就職」ではなく「就社」 日本型就職システム 2 日本的経営 終身雇用 崩れる平等神話 3 労働組合 会社本位の企業別組合 組織率の低下 経営参加 第五章 会社の運命 1 会社を作る ビル・ゲイツと孫正義 ベンチャー・ビジネス 株式公開 2 会社の倒産 会社がつぶれる時 倒産の形態 倒産企業の再建 3 会社を売る 会社乗取り TOB 会社を投機の対象にする 4 外国資本 会社を外資に売り飛ばす 直接投資と証券投資 多国籍企業 第六章 会社を変える 1 大企業病 巨大株式会社の時代 無責任経営 2 日本人の会社観 国家主義から会社主義へ 「会社は共同体である」 3 企業改革 企業の社会的責任 日本の企業改革 新しい企業 あとがき |
2001年8月
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