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60「パトリオット」☆☆☆

 メル・ギブソン主演。私的な恨みを戦争でのエネルギーとする主人公。私的な恨みがない場合はどうなのか? 人工的に恨みの心を作り出すように洗脳するのか? 銃口の前に行進していく戦争は変な感じだ。
2000年9月6日

59「ホワイトアウト」☆☆☆☆

原作の評判が高いアクション映画。テロリストに襲われたダムが舞台。  警察が活躍しない。ただ見てるだけ。警察にもっとがんばってほしかった。
2000年9月6日

58「U−571」☆☆☆☆☆

第二次大戦で、ドイツ潜水艦の暗号機エニグマを奪取するアメリカ海軍・海兵隊の話。水深200メートルぐらいの所で戦う。これは面白い。
2000年9月6日

57「さよならS」☆☆☆

短い60分ぐらいのフランス映画。若いパン作り職人が、仕事をイヤになり、ヤクザ世界に身を投じる。ヤクザ世界はパン職人の世界より厳しかった、という話。  これはわかりやすい。
2000年9月6日

56「さくや妖怪伝」☆☆☆

安藤希主演の時代映画で妖怪物。「帝都物語」の嶋田久作が出演。
この手の妖怪物は懐かしい。
蜘蛛の妖怪は、仮面ライダー(この映画にも出てる藤岡弘の)の蜘蛛男そっくり。親玉である土蜘蛛の女王 (松坂慶子)は巨大化して怪獣になる。『全怪獣怪人大百科』(勁文社)に載せたいと思った。

2000年8月17日

55「M:I-2」☆☆☆☆

トム・クルーズ主演のスパイ・アクション。バイクアクションは仮面ライダーみたいだった。製薬会社をねらう敵は、現金狙いのわかりやすさがよい。松田勇作主演『蘇える金狼』を思い出した。

2000年8月17日

54「スチュアート・リトル」☆☆☆

一人っ子じゃさみしいと考えたリトル家は、養子をとることを計画。幾多の候補の中からしゃべるネズミ・スチュアートを選んだ。リトル家族の一員となったネズミのスチュアートは、ちゃんとやっていけるのか? という話。
WASPで金持ってるリトル家でも、心の救いが必要ということを主張している映画。 救い主がネズミというのがイヤだ。
私は森村誠一短編集『魔犬』(集英社文庫)に収録されている「二重死肉」を読んでからネズミは嫌いである。
関連紀伊国屋『魔犬』

2000年8月17日

53「タイタンA.E.」☆☆

タイトルの「A.E.」はアフターアースの略。地球が滅ぼされた後、異星人の奴隷状態になっている人類を、ヒーローが救うというお話。 主人公が、立派だった親父の息子であるかどうかを、特殊な指輪でDNAをチェックするという場面がある。息子だけが宇宙船タイタン号を受け継ぐことができるという話だが、地球を救うヒーローまでも世襲でなければならないのか? 
「銀河英雄伝説」なんかは、ヤンもラインハルトも立派な親父でなかった。ヒーローは世襲である必要はない。
地球崩壊後、15年も反逆の牙を磨いてこなかった主人公に、人類の未来は託せるのか? 日々の牙を磨くというか、民主主義特有の、不断の努力が必要だ。

2000年8月17日

52「グラディエーター」☆☆☆☆

 ローマ帝国の将軍マキシマス(演・ラッセル・クロウ)が、その地位を剥奪され、剣闘士(グラディエーター)となる話。監督リドリー・スコット。
将軍マキシマスを新皇帝にと考えていた皇帝は、野望に燃える息子に殺される。皇帝の地位を乗っ取った息子(新皇帝)は、マキシマスを殺そうとするのだが、失敗。マキシマスは復讐を誓う。話が分かりやすくていい。
この主人公マキシマスが強いこと強いこと。でかい闘技場(コロシアム)で「ベンハー」に出てきたような戦車やら、虎と戦う等、見所多い。

2000年7月17日

51「マネートレーダー 銀行崩壊」☆☆☆

先物取引の失敗で、1500億円の損失を出してしまい、イギリスの名門ベアリングズ銀行を潰してしまった28歳の青年ニック・リーソン(演・ユアン・マクレガー)の物語。ニック・リーソンの獄中手記『私がベアリングズ銀行を潰した』の映画化。
主人公ニックは、労働者階級の出身で、銀行業界でのし上がろうとする。
シンガポールでまるで安売り電気店のCMのような派手なハッピ?を着て、トレーダーの仕事をする。そんな中、部下のミス(“売り”と“買い”の指示出しの間違い)で損失を出してしまう。ニックによる最初のミスの穴埋めはうまくいったが、次は転落の一途をたどる。
主人公ニック一人だけが、どんどん危険な道にはまってしまい、莫大な損失を出してしまうのはすごい。日本の場合、組織ぐるみの企業犯罪が多いようだが、このドラマは「個人ぐるみ」だ。
ニッチもサッチもいかなくなり、妻とともに逃げる姿はつらい。そもそも、先物取引というものが、まともに商売として成り立っていくのものなのか? 原点から考える必要がある。

2000年7月17日



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