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日本をダメにした戦犯は誰だ!田中真紀子、樋口広太郎、テリー伊藤ら各界の論客10人と繰り広げる一触即発の対談バトル。 自自公政局を斬る(VS田中真紀子)(たなかまきこ) (初出:月刊誌『世界』1999年9月号・p41〜p49 並々ならぬセンスの持ち主 田中眞紀子 盗聴法に反対したら 小渕首相は「パックン内閣」 自自公の暴走を止めるには 国債131兆円の重圧 「官と財」腐敗の構造(VSロナルド・ドーア) → ロナルド・ドーア著作目録 (初出:ロナルド・ドーア著『日本を問う 日本に問う』(岩波書店) 私より辛口な老碩学 ロナルド・ドーア 日本企業に希望を抱くのか、絶望をみるのか なかなか変わらない日本社会 警察の失態から生まれたサリン事件 個人の悪と法人の悪 どうすれば意識改革ができるのか 歴史修正主義者の欺瞞(VSむのたけじ) → むのたけじ著作目録 (初出:『第三文明』1998年9月号) 魯迅の本質を提示してくれた人 むのたけじ 東条英機という小心者 → 東條英機著作目録=東条英機著作目録 歴史修正主義のおかしな理屈 原因と闘わず、結果をごまかす日本 権力は「すり替える」、民衆は「すり抜ける」 生き直す運動が大切 「国」というものではもう人類は成り立たない 日本の会社は憲法番外地 時代の閉塞をもたらした戦後知性の罪(VS姜尚中)(かんさんじゅん) →姜尚中著作目録 (初出:『第三文明』1999年3月号) ポピュリズムに対する危惧 姜尚中 五族協和の美名のもとで・・・・ 差別は女性に向けてあらわれる 生活化された思想の強さ 下半身を切り捨ててきた知性の危うさ あり得べき知性に光を当てる 自分のなかに根づいた思想をつくる 空虚なアカデミズムは「民間学」を学べ(VS鶴見俊輔)(つるみしゅんすけ) → 鶴見俊輔著作目録 (初出:『三省堂ぶっくれっと』1997年7月号、9月号) 関連 盲点を突く指摘 鶴見俊輔 日本の学問と民間学の違い イシ 民間学の壮大なドラマ ニセモノに対する興味 在野に対する愛情 国定忠治と上州の女の偉大な思想 老婆、庵を焼く 国の敷居を越えて自由に往来 民間学はモルトの学問 法をつくる法 自制の精神 偉大な明治人は幕末の人間 書くことは人間を貧しくする 人権としての学問、特権としての学問 民間学の基礎は一人民主主義 激論!ジャーナリズムの本質を問う(VS猪瀬直樹)(いのせなおき) 『創』1995年12月号 佐高・猪瀬「論争」の経緯 『創』編集部 『ミカドの肖像』の評価をめぐって 視えるものと視えないもの プロパガンダの有効性 久野収と埴谷雄高 → 久野収著作目録 『ドキュメント昭和天皇』の評価 → 田中伸尚著作目録 → 昭和天皇著作目録=裕仁天皇著作目録 22歳の転機 善玉悪玉論!? 学者の厳密さと物書きの厳密さ 現実批判と作品の普遍性 超辛口・文化人メッタ斬り(VS岡留安則)(おかどめやすのり) →岡留安則著作目録 神はいかがわしさに宿る 岡留安則 (初出:岡留安則著『噂の真相 編集長日誌3』(木馬書館)) 関連 自分の中にこだわりのない世代 批判しやすい「本多勝一」体質 欠落しがちな企業社会の視点 行動する側に回ったジャーナリスト 触れられない金権体質、下半身体質 安全パイになった田原総一朗 ジャーナリストの変わりよう 職業の倫理から見た家族の存在 懲りないPHP系文化人の面々 編集者はこだわって欲しい 「民」食う人びとの強欲(VSテリー伊藤)(テリーいとう) →テリー伊藤著作目録 大蔵批判の契機となった本 テリー伊藤 (初出:『月刊宝石』1998年3月号) 山一を潰した大蔵官僚の本心 “お飾り”外務省はまったく無用 二兆円減税分を簡単に捻出する法 スパイ国家・ニッポンの公安 お笑い“政党旅行会社説” 日本型経営の死角と再生への「鍵」(VS椎名武雄)(しいなたけお) 日本的経営をうち破る 椎名武雄 (初出:『潮』1997年5月号) 変革の時代には「若さ」が重要 ネットワーク型組織で透明度を増せ 価値観をどこに置くかが問われる リーダーシップの条件(VS樋口広太郎)(ひぐちひろたろう) → 樋口廣太郎著作目録=樋口広太郎著作目録 (初出:『味の手帖』1997年5月号 勲章を拒否した経営者 樋口廣太郎 苦情の電話に社長自ら対処 父親から受け継いだDNA 「エリートの文学」司馬遼太郎と「敗者の文学」藤沢周平 京大VS慶応 トップが自ら会いにくるか、部下を使って圧力をかけるか 怒りのエネルギーを持続させる秘訣 あとがき 対談者略歴 |
2000年5月4日
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