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第一章 困難を打ち破るリーダー論 ●弱者が持つ「強さ」とは 佐高信 住宅金融債権管理機構で学んだ行政との「闘い方」 「やってもムダ」という意識を変えろ 勝つために誰と手を結ぶのか 「整理回収機構」誕生と大蔵省との軋轢(あつれき) エリートにはない「弱者の強さ」 なぜ金融機関の責任を追及するのか 「知足者富」こそが大切 第二章 腐敗といかに対決すべきか ●緊迫した対論 佐高信 「お上頼み」という病気の蔓延 「観客民主主義」からの脱却が必要 公務員の接待を司法はどう考えるか 安田弁護士問題に見る弁護士のあり方 「罪あれば必ず罰する」という姿勢が必要 悪の核心に迫れない警察の捜査能力の低下 第三章 「人間力」はいかにして生まれたか ●二人をオルグした人物 佐高信 女性スキャンダルの教訓 一日に十数万円も使って「遊び」を覚える お金儲けの才覚を磨く 人間としての厚みを生んだ現場主義 影響を受けたワイツゼッカーの本 森永ヒ素ミルク中毒事件で得た「安心感」 Lycos 豪傑弁護士との友情 法廷侮辱罪の危機 「できが悪くても生きられる」と教えてくれた母 第四章 指揮官の引き際 ●鮮やかなトップの引退 佐高信 ひとつの成功例を残すための辞任 僧侶としての資格 旅館経営者としての苦労と戦略 伸びる企業を作る「引退哲学」 第五章 特別鼎談 中坊・佐高+城山三郎―闘いに勝つ中坊公平の「喧嘩力」→城山三郎著作目録 ●奇妙な縁 佐高信 闘いに勝つコツは押したら退いて前に倒すこと “ミスター住専”と中坊社長の闘いの真相 城山三郎と中坊公平の密かな繋がり 毛利元就に似た丁寧な闘い方 たとえ不利でもやらずに過ごすわけにはいかない 自分でカンナを引いて見せるわけ 第六章 特別鼎談 中坊・佐高+佐和隆光―日本の閉塞状況をいかにして打破するか →佐和隆光著作目録 ●求められる「日本の透明化」 佐高信 日本の閉塞状況はどこから生まれたのか 司法の役割が弱いことが問題 ポスト工業化への変革時期だから中坊公平が求められる ものを言う人間は潰される グローバルスタンダードは正しいのか 闇の勢力といかに闘うか 必要な規制は強化すべきである 官僚の驕りが立法の歪み 世界に通用しない日本官僚の理屈 大蔵省の専横が経済を悪くしている 法学部的論理が経済官庁を仕切っているからおかしくなる 誤った行政を糺す司法のあり方 |
1999年11月29日
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