uwasano「楽しい読書日記」佐高信著作目録(1996-) > 2000.3.20『「民」食う人びと 新・日本官僚白書』(光文社文庫)は、上記の本と、

1997.11.25『「民」食う人びと:新・日本官僚白書』(光文社)\1500 光文社 紀伊國屋 amazon bk1 7andy

2000.3.20『「民」食う人びと 新・日本官僚白書』(光文社文庫)は、上記の本と、1997.2.5『新・日本官僚白書』(光文社)の2冊の本を合わせた本です。

2000.3.20『「民」食う人びと 新・日本官僚白書』(光文社文庫) 光文社 紀伊國屋 amazon bk1 7andy
佐高信著作目録(1996-)

『「民」食う人びと 新・日本官僚白書』佐高信著(光文社)


序章 「自殺する官僚」と「腐敗する官僚」
若き日の中島義雄
丸山真男の「官僚への疑問」
ゴミを拾う高官
山内型と中島型
官僚とは何もしない人
肩書を剥ぎ取れ
農水省「農村派遣」の効果
土壌を改良せよ

第一章 外務省 パーティ外交しかできぬガラスのエリート
坐礁外国船処理は民事だけの問題か
「有事」のとき、外務省は何をしたか
消えてしまった牛場外交の流れ
ペルー日本大使公邸人質事件の怪情報
エリートが味わった大きな挫折
常任理事国入りなど誰も望まない
他省庁の冷ややかな視線

第二章 文部省 「歴史を教えない教科書」を作らせた元凶
タテ割り行政に挑む金八官僚
教育を歪めた「文部省の歴史」
文部省にしっぺ返しした教科書検定
なぜ、いま教科書問題が叫ばれるのか
従軍慰安婦問題騒動の真実
「バンザイ史観」が生む教科書

第三章 科学技術庁 ウソつき動燃を甘やかすのんびり技官集団
もう言葉だけではごまかせない
仕事も責任も「下請け」に
実態は「官僚」「電力会社」連合
顔は違えども体はひとつ
このままでは第二の自殺者が出る
なぜ犯人に現場調査をさせるのか
虫食いだらけのファイルの意味

第四章 労働省 過労死一万人時代に仕事をしないお役所
「人間の条件」を無視する役所はいらない
労働者の軍人化を促す法改正
労災保険一兆円の残高はどこに?
時代の変化にまったく対応できず
女性事務次官の誕生で何が変わるのか

第五章 環境庁 ムツゴロウとともに干上がった弱腰役人
カキの死骸の山のなかに見たもの
アメリカも危惧する諌早破壊
「防災のため」という真っ赤なウソ
環境官僚の本籍は環境庁にあらず
あからさまな反対派買収工作

第六章 法務省 「少年法」「破防法」で見せる二つの顔
「覗きの思想」を持つ法務官僚
少年法論議に見る法務省の二面性
夫婦別姓法案はなぜ見送られたのか
次官がナンバー3という世界

第七章 防衛庁 実験材料にされたアイデンティティなき軍団
積極平和外交は夢物語ではない
防衛庁は祝福されない子ども
タイへの自衛隊機派遣の真相
あてにならない外務省の情報収集能力
巨大利権に巣食う防衛産業族
防衛庁の次官は大蔵官僚ばかり

第八章 大蔵省 行革委員を腰くだけにした脅しの手口
正体を現した橋本ピータン内閣
「腰くだけ」「詐欺」「いじめ」の行革案
凄まじい大蔵官僚の反転攻勢
大蔵省との法廷闘争その後
国税庁の切り離しが行革の成否を分ける

あとがき

1999年07月26日


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