『佐高信の言語道断』（徳間文庫）

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表紙：「買い取り機関なんていう、よけいなことをやる必要はない。・・・・今回も五年で自然に直る」という大蔵OBの発言を正論といい、一方で「金丸を踏み台にしてのしあがった男が最も悪い」といって、自ら島根の市長選の選挙カーに乗る。大蔵批判の急先鋒・佐高信が、日本新党、社会党から疑獄、バブル、タレント文化人まで縦横無尽に書を語り、人物に踏む込む、辛口好論集。
（『佐高信の筆刀直評’94』改題）

1994.4.『佐高信の筆刀直評’94』（毎日新聞社）毎日新聞 amazon

1997.7.15『佐高信の言語道断』（徳間文庫）紀伊國屋 amazon bk1 7andy

「佐高信の言語道断」（徳間文庫）

目次
Ⅰ　筆刀両断日記
　1993.1.1-2.15　パイオニアの社長を「サル以下」と痛罵
　『金竹小とその時代』
　『久保万太郎と私』『わが久保万太郎』『久保万太郎』
　『久保万太郎回想』『大蔵省不信の構図』
　『しかし・・・』『北を夢む』『安心して老いるために』
　『福祉の国のアリス』『小説佐川疑惑』
　『幸福論』『何処へ』『福祉・複眼・福の神』
　大蔵省ヤブ医者説、さらに遣り手婆あ説も主張したが…
　2.16-3.15　大分県知事らと会食、細川護煕氏に対する厳しい見方で一致
→ 細川護熙著作目録
　3.16-4.15　最も悪いのは、金丸を踏み台にしてのしあがった男
　4.16-5.15　ＧＷを控え、どう切り抜けていいかわからないほどの忙しさ
　5.16-6.15　「激辛評論家」……私は自分ではそうは思っていない
　6.16-7.15　相も変わらず、恥さらしの一斉株主総会
　7.16-8.15　小沢一郎、この人は手強い生涯の敵である
　8.16-9.15　社会党の闇は絶望的、議席ゼロになっても「夜明け」を待つのか
　9.16-10.15　毒画家の「日本のバカ・ベスト１００」に入れられて……
　10.16-11.15　上野千鶴子らを前に、大学および学者はヒモノだと講演
　11.16-12.15　講演、また講演で過労死しかねない状況に
　1993.12.16-94.1.15　季節はずれのハエに社畜ならぬ左畜と罵られ、うるさい限り
　　「週刊文春」1994.1.13号→『危険な思想家』呉智英（メディアワークス）紀伊国屋 →反・佐高信氏の思想を読む

Ⅱ　タレント文化人筆刀両断
田原総一朗
細川護煕
→ 細川護熙著作目録
後藤田正晴
猪瀬直樹
佐藤欣子ら
上田哲
栗本慎一郎
黒川紀章
猪瀬直樹＆弘兼憲史
→ 弘兼憲史著作目録
曾野綾子・
鈴木健二
呉智英
→反・佐高信氏の思想を読む

Ⅲ　筆刀直評
　あまりにひどい竹下詣で　佐川の事実を書いた小説
　大事なのは人との違い　パイオニア社長への弔辞
　小針歴二が担ぐ政治家　はみ出し銀行マンの辛辣
　独りで歩けない日商会頭　人権のない会社＝国家
　略奪された文化　企業の「暴力団怖い」はウソ
　社畜よりひどい官畜　労働体験のない知識人
　伊東秀子の涙　政治改革は小沢退場から
　近衛文麿の逸話
→ 近衞文麿著作目録＝近衛文麿著作目録
　白手袋をはめない秋葉忠利
　教頭的人間　「治めるめい」？
　「まことに疑惑を残した入札」　感性豊かな反戦歌手
　ガルゲン・フモール　喜劇的な悲劇
　批評の毒　目クソが鼻クソをわらう末期的自民党の政治舎弟たち

Ⅳ　この人のこの本
「オフィスガールの更衣室」阿部牧郎（徳間文庫）関連
「ビッグ・マネー」三好徹（講談社文庫）関連
「祖国へ、熱き心を」高杉良（講談社文庫）関連 → 高杉良著作目録
「アホウドリの仕事大全」阿奈井文彦（徳間文庫）関連
「すすきの有影灯」八柳鐵郎（講談社文庫）関連
「社内犯罪講座」浅井純（新潮文庫）関連 → 浅川純著作目録
「小説佐川疑獄」大下英治（徳間文庫）関連
「愚か者の盟約」佐々木譲（講談社文庫）関連
「戦記小説集」五味川純平（文春文庫）関連
「支店長の自殺」水沢渓（徳間文庫）関連
「賢人たちの世」城山三郎（文春文庫）関連 → 城山三郎著作目録
「赤いダイヤ」梶山季之（集英社文庫）関連
「銀行検査部２５時」高任和夫（講談社文庫）関連 → 高任和夫著作目録
「小説談合」清岡久司（講談社文庫）関連

Ⅴ　その折り折り
「金竹小とその時代」岩見隆夫（毎日新聞社）関連
→ 岩見隆夫著作目録
「大蔵省不信の構図」栗林良光（講談社）関連
『しかし…―ある福祉高級官僚　死への軌跡』是枝裕和（あけび書房）関連・文庫化→『官僚はなぜ死を選んだのか―現実と理想の間で』是枝裕和著（日経ビジネス人文庫）関連
「平成サラリーマン川柳傑作選」山藤章二、尾藤三柳、第一生命選（講談社）
「現代の人権」川人博編著（日本評論社）紀伊國屋
→川人博著作目録
「「平成バブル」お始末奉行奮戦記」中溝信次（オーエス出版社）関連
「自己決定力」岡庭昇（徳間文庫）関連
「組織暴力を追う」毎日新聞社会部編著（毎日新聞社）関連
「中曽根康弘」鎌田慧（三一書房）関連
「欠陥車と企業犯罪」伊藤正孝（社会思想社）関連
→ 伊藤正孝著作目録
「タクシードライバーほろにが日記」梁石日（書肆ルネッサンス発行、三五館発売）関連
「株主の反乱」日本経済新聞社編（日本経済新聞社）関連
「日本の会社へ痛快ケンカ状」横田濱夫、影山優理著（オーエス出版社）関連
「へこたれない理想主義者・大原総一郎」井上太郎（講談社）関連
「日本の見えるオフィス」今北純一（新潮社）関連
「「証券不況」いつ晴れる？！」坂野常和（毎日新聞社）関連
 『国が騙したＮＴＴ株の犯罪』斎藤貴男著（文藝春秋）
「わが社への答辞」浅川純（実業之日本社）関連 → 浅川純著作目録
「ビッグボーイの生涯」城山三郎（講談社）関連 → 城山三郎著作目録
「一身にして二生」平松守彦（新潮社）関連
→ 平松守彦著作目録
「本にからむコラム」藤原作弥（新潮社）関連
「日本新党のウソ、平成維新のデマ」噂の真相取材班編（第三書館）関連
『利権癒着―政財暴・権力の構図』共同通信社会部編（共同通信社）関連文庫化→『野望の系譜　闇の支配者　腐った権力者』共同通信社社会部著（講談社プラスアルファ文庫）関連
「企業病棟」江川晴（読売新聞社）
「自民党大崩壊」大下英治（徳間書店）
「永田町仰天日記」ケニー鍋島（飛鳥新社）
「地方政治　永田町の源流」熊本日日新聞社編集局編著（熊本日日新聞社）
「覇者の誤算」立石泰則（日本経済新聞社） → 立石泰則著作目録
「雇用調整をはねかえす法」鵜飼良昭、徳住堅治、水口洋介（花伝社）
「大企業解体のすすめ」奥村宏（東洋経済新報社） → 奥村宏著作目録
「はみ出し銀行マンの左遷日記」横田濱夫（オーエス出版社）
「在日日本人」宮本政於（ジャパンタイムズ）
「そして、催眠セミナーへ」福本博文（イースト文庫）
「政治腐敗を撃つ」毎日新聞社会部編著（毎日新聞社）
「議員秘書、捨身の告白―永田町のアブナイ常識」佐藤久美子（講談社）紀伊國屋 amazon bk1
「断筆宣言への軌跡」筒井康隆（光文社）
サラリーマンの世界・社畜の老後・哀れサラ川・人物を見抜く・
ムレたがり屋・総会屋をよぶもの・
「政治改革」山口二郎（岩波新書）
企業教と統一協会・カネに寄る族議員たち・日立という会社・
「写真図説　日本の侵略」アジア民衆法廷準備会編（大月書店）
「福祉の国のアリス」山内豊徳（八重岳書房）
「福祉・複眼・福の神」花田春兆（学苑社） → 花田春兆著作目録
「父さんが父さんになったわけ」みなみあめん坊（情報センター出版局）
「ＪＲ株式上場の罠」水沢渓（健友館）
「体験的憲法裁判史」新井章（岩波書店同時代ライブラリー）
「花岡事件を見た二〇人の証言」野添憲治（御茶ノ水書房）
→ 野添憲治著作目録
「仮面の家」横川和夫（共同通信社）
「地方政治　永田町の源流」熊本日日新聞社編集局編著（熊本日日新聞社）
「覇者の誤算」立石泰則（日本経済新聞社） → 立石泰則著作目録
「はみ出し銀行マンの左遷日記」横田濱夫（オーエス出版社）
「政治腐敗を撃つ」毎日新聞社会部編著（毎日新聞社）
「議員秘書、捨身の告白」佐藤久美子（講談社）
「親日反日嫌日論」石川好（新潮社）
→ 石川好著作目録
「老いの楽しみ」沢村貞子（岩波書店）
→ 沢村貞子著作目録
「政治腐敗を撃つ」毎日新聞社会部編著（毎日新聞社）関連

初版本あとがき
解説　高任和夫→ 高任和夫著作目録

1999年9月

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