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1997.2.5『新・日本官僚白書』佐高信著(光文社) 光文社 紀伊國屋 amazon bk1 7andy

この本は月刊「宝石」1996.8.〜1997.2.連載分に加筆したものです。

2000.3.20『「民」食う人びと 新・日本官僚白書』(光文社文庫)は、上記の本と、1997.11.25『「民」食う人びと:新・日本官僚白書』(光文社)の2冊の本を合わせた本です。



2000.3.20『「民」食う人びと 新・日本官僚白書』(光文社文庫) 光文社 紀伊國屋 amazon bk1 7andy
佐高信著作目録(1996-)

『新・日本官僚白書』佐高信著(光文社)



第1章 厚生省 薬害騒動の裏に隠した重大事
 「民尊官小」の思想からもっともかけ離れた国
 いちばん大臣になってほしくなかった男
 “厚生省のなかの通産省”薬務局の実態
 “厚生省のなかの厚生省”が抱える大問題
 大蔵にねじ伏せられる厚生

第2章 通産省 国民無視の人事抗争集団
 通産省内の二つの底流
 陰の「超」大物・内田元亨という人物
 内藤正久が切られた本当の理由
 アイデア技官の「白い夢」と「黒い夢」
 歩行器としての役目と地盤沈下
 佐橋滋に対する賛辞と疑問

第3章 建設省 環境破壊の元凶には破防法を
 噴出する「建設相解体論」
 理由のスリ替えで工事をゴリ押し
 酸素注入が必要な建設官僚の頭
 マズい仕事ばかりの公団
 日本道路公団と闘う市長の主張

第4章 大蔵省 匿名官僚に告ぐ!
 大蔵省に突きつけた訴状
 女性蔑視、国民蔑視、政治家蔑視
 大蔵省の“中下り”の実態
 大蔵省改革を巡る「政」と「官」の攻防

第5章 郵政省 “郵便屋さん”官庁はもういらない
 遺言のように行革案を認(したた)めた男
 改革案から消えた“郵貯”の二文字
 特定郵便局の歴史と実力
 NTT分離分割論と民主党の本性
 新しい波に乗れない三流官庁
 郵政村でまかり通るマスコミ差別
 得意技によって滅びるのか

第6章 農林水産省 予算を食い荒らす「我田引水」集団を許すな
 深夜に及んだ官僚とのにらみ合い
 典型的な「タテ割り行政」の顛末
 「農水・農協」の罪と「大蔵・銀行」の罪
 農政と“あの大蔵官僚”の接点
 減少する農家、増長する族議員

第7章 霞が関清算事業団を創設せよ!
 官僚の論理を歪める族議員
 整備新幹線は“平成の大バカ査定”か
 猛反発するJR三社の主張
 税金にツケ回される二十兆円の債務
 運輸省は利権の管財会社にすぎない
 “霞が関清算官庁”の筆頭・外務省
 役立たず官庁は“時限付き”とせよ!





1999年10月


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