1995.4.30『誰が日本をダメにしているか・緊急対談・日本の現状』水沢渓・佐高信著(三一書房) 紀伊國屋 amazon bk1

水沢溪著作目録=水沢渓著作目録(ミズサワケイ)

robo 『誰が日本をダメにしているか・緊急対談・日本の現状』水沢渓・佐高信著(三一書房)



はじめに 水沢渓

1章 ハエ男・ハエ女・ハエ企業が日本をダメにする
 政・財界には甘い汁に群がるハエばかり
 田中真紀子という政治家をどう見るか
田中眞紀子=田中真紀子著作目録
 フリチンで歩いても何とも思わない小沢一郎の下品さ
 石橋湛山と小沢一郎の両対極を見よ!
石橋湛山著作目録
小沢一郎著作目録
 どうやっても蟻地獄につかまる日本の若者

2章 日本のパブリックが次々に崩壊している
 サラ金と化した国民金融公庫
 もはや証券業界はどうしようもなくなった
 JT株暴落 大蔵省の醜態には子供も笑う
 日本人にはパブリックがわからない
 庶民から大金をだましとる東京都の手口

3章 ウソで固まった企業のお先棒担ぐ日本の組合とは何なのか?
 山花の胡散臭さは顔にしっかり出ている
 組合は経営者の芸者と化し、企業は廃れる
 組合執行部、昇っていくのはハエばかり
 電機連合は日経連に加盟するのがふさわしい
 ナマの世の中から乖離している干物裁判所
 会社の看板だけで傲慢に生きている日本人たち

4章 日本のマスコミはなぜ重大な問題をすり替えるのか?
 日本の既成価値観をブチ壊しはじめた女性たち
 日本はお酒と同じように変われるか
 主食となる産物を保護するのは日本だけではない
 竹下登の巧妙なウソを完成させた日本のマスコミ
 銀行がいくつか潰れなければ景気はよくならない

5章 社会を知らない『干物教師』に本当の教育ができるのか?
 学校は監獄に、教師は看守に見える
 現実の処世術を子供たちから遠ざける干物教師たち
 ハエの群がる日本列島だから、希少な光にこそ目を向けよ


(uwasano)
国民金融公庫が市民のためになっていないという情報をこの本で知った。水沢渓氏のお話の中で出てきた。 佐高氏は「週刊金曜日」の連載「風速計」で 「この国の公け」というタイトルで、国民金融公庫がそんなふうになったのは、その総裁に天下った大蔵次官の尾崎護氏のせいだとしている。


1999年11月


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