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1 自覚と責任を持つ「反抗的人間」になれ! 小林よしのり(漫画家) → 小林よしのり著作目録(コバヤシヨシノリ) 子供の感覚で描けば恐いものなし 「ゴーマニズム」が俺の思想だ 今のヒーローには“天才性”が必要 サラリーマン漫画に毒を含ませろ 「松下型」と「ホンダ型」 <佐高信の論後評決>私は「社会の母親」か? 2 マザコン少年と団塊硬直男が企業を潰す 上野千鶴子(評論家・社会学者) →上野千鶴子著作目録 日本の会社は社会党と同じ 女性を使わないという無駄遣い “団塊男”中間管理職の硬直化 危機意識すらない企業の実態 三十年後の退職金をアテにするな <佐高信の論後評決>お互い下ネタで売っている 3 「磨かれた男」のダンディズムとは何か 中村吉右衛門(歌舞伎俳優) 酸いも甘いも噛み分けた「鬼平」 優れた男は女によって磨かれる 人見知りとひねくれ者の共通項 役者と本当の自分の切りかえ方 ひねくれ者の渋柿論 <佐高信の論後評決>男も惚れる男 4 無駄話もできない世代の悲哀 藤堂志津子(小説家) 「毒」のない男や女はつまらない “会社人間”は題材にはならない 離婚は世間の道徳的指弾を受ける 無駄話ができない世代の悲哀 “ツイン派”か“ダブルベッド派”か? <佐高信の論後評決>ツイン派の私たち 5 「内面指導」「自主規制」が大好きな日本人の頭 養老孟司(東大医学部教授) → 養老孟司著作目録 予測できないのが現実 日本語をつきつめると仏教になる 都市と農村の二重構造 日本人と外国人の思考の違い 脳は共有できる唯一の器官 <佐高信の論後評決>肉体化している意外 6 異形に寛容な江戸時代、異形集団化した現代 田中優子(法政大学教授) → 田中優子著作目録 年上趣味は人間が成熟した証拠 「通俗」は日本語訳ということ 左翼は江戸に対する反発が強い? 江戸の闇は深かった 人生の極意は「連」にある <佐高信の論後評決>のっぺり、さっぱりは嫌い 7 「ガン」誤診告知で悟った「人生半年定期券」 杉村隆(国立がんセンター名誉総長・東邦大学学長) → 杉村隆著作目録 「庄内館」に“天然記念人”がいた 偉大な科学者の日常生活 蝶とチェンジングマインド 六カ月定期券の人生 男の前立腺ガンが増える!? <佐高信の論後評決>飄々たるユーモア 8 みんなが向く反対側に真理がある 山本容子(版画家) → 山本容子著作目録(ヤマモトヨウコ) 描かれた作品は独立している 反対側にある真理 海外を目指す理由 絵画の芸術的価値と貨幣価値 ダブル派? ツイン派? 喧嘩は冷静にやるもの <佐高信の論後評決>「わからない」不良 9 国境に事件あり、わき役にドラマあり 西木正明(小説家) →西木正明著作目録 「そろそろ月の輪熊を保護しないと」 国境にドラマが生まれる ルーズベルト暗殺計画は実在した 中華民族のエネルギー 「平凡パンチ」の記者時代 <佐高信の論後評決>魅力的な桑原幸子さんのダンナさん 10 悲観と楽観に揺れるフェミニズム運動のいま 落合恵子(小説家・クレヨンハウス代表) → 落合恵子著作目録 自分の“照れ”と他人の人権 肩肘張らない女はいない 革新が細っていく理由 女性解放は進んだか? <佐高信の論後評決>四日違いの姉さん 11 年を重ねるごとに深まる父への敬愛 北杜夫(小説家、医学博士) → 北杜夫著作目録 他人だったら弟子入りしていた父・茂吉 老いらくの恋と寝小便 アッパレだった快妻、母・輝子 偉大すぎた親父を超えられない 株をやってはいけないという斎藤家の家訓 <佐高信の論後評決>「あくびノオト」の著者が目の前にいる 12 これでいいのか、談合体質の日本政治 伊東秀子(弁護士・衆院議員) → 伊東秀子著作目録(イトウヒデコ) 田中角栄政治の終焉 → 田中角栄著作目録 小沢一郎とゼネコン疑惑 → 小沢一郎著作目録 社会党の閣僚に対する憤り “米問題”は自民党が主役のはず! 政治改革はまず政治資金規制法から ゼネコンに暴力団新法を適用せよ <佐高信の論後評決>ワルに惹かれる感覚のひと 13 戦後50年、大揺れ日本政治の死活 高坂正堯(京都大学法学部教授・国際政治学者) → 高坂正堯著作目録=高坂正尭著作目録(コウサカマサタカ) 演ずる俳優に重すぎた役 予算を大蔵省から取り上げろ 吉田茂と石橋湛山の違い → 吉田茂著作目録 → 石橋湛山著作目録 アメリカの人権外交に反対する 北朝鮮外交に必要な考え方 リベラルがめちゃめちゃになってる 所得税か消費税か 日本における最大の賛辞は“赤ちょうちん” 「他人のことは他人のこと」という哲学 「雪国の理由もない恨み」が田中角栄の力の源泉だった → 田中角栄著作目録 <佐高信の論後評決>柔軟な現実主義者 あとがき |
1999年9月
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