1994.3.25『危機のなかの日本企業・シリーズ日本会社原論1』内橋克人、奥村宏、佐高信【編】(岩波書店) 1994.3.25『危機のなかの日本企業・シリーズ日本会社原論1』内橋克人、奥村宏、佐高信【編】(岩波書店)
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1994.3.25『危機のなかの日本企業・シリーズ日本会社原論1』内橋克人、奥村宏、佐高信【編】(岩波書店) 紀伊國屋 amazon bk1
佐高信著作目録(1990-1995)

1994.3-『日本会社原論』内橋克人、奥村宏、佐高信編(岩波書店) 岩波書店
・・・ 1994.3.25「危機のなかの日本企業」(日本会社原論1)(この本)
・・・ 1994.10.28「日本型経営と国際社会」(日本会社原論2)
・・・ 1994.4.27 「会社人間の終焉」(日本会社原論3)
・・・ 1994.3.25 「就職・就社の構造」(日本会社原論4)
・・・ 1994.7.27 「企業活動の監視」(日本会社原論5)
・・・ 1994.12.22 「企業社会のゆくえ」(日本会社原論6)

1994.3.25『危機のなかの日本企業・シリーズ日本会社原論1』内橋克人、奥村宏、佐高信【編】(岩波書店)



従来の景気循環型と異なるバブル崩壊後の大不況と世界的な資本主義システムの転換のなかで、“輝やける”日本型経営は変貌をしいられている。
三人の編者による徹底討論を軸に、日本企業の危機の諸相を多角的に検証する。


p1 徹底討議 〈90年代不況〉は日本経済を変える  内橋克人、奥村宏、佐高信
p2 法人資本主義=会社本位主義は解体期にある
p8 ≪九〇年代不況≫の特徴 生活者から生産者への所得移転
p16 理性を部分的に使うことの無責任
p24 法人資本主義がバブル経済を生んだ
p31 含み資産という隠し財産による経営
p36 雇用調整の時代になって、日本企業の歪みはどうなるか
p42 五五年体制は崩壊したのか、完成したのか
p51 もう政治献金は必要なくなった
p56 株主代表訴訟は経営者個人の責任を衝く
p61 経営者は論理を使い分け、労働組合はそれに従う
p67 労働者自主管理と協同組合の実験
p73 私的利潤が公的利益に合致するシステムの追及

p77 日本独特の経営は何を生み、何を失ったか―日本型資本主義の功罪 深田祐介(1931-)
p77 坪内寿夫の陰惨な実験劇
p80 『経営者を殺していいのか』
p85 「自発的労働」と「系列」が達成したもの
p90 日本型経営「影の部分」
p92 ドイツと似て非なる点
p96 ドイツ型転職市場へ

p99 外国における礼賛論の正体―日本型経営礼賛論の明暗  影山喜一(1943-)
p99 経営の主体性を弱めるビジネス・システム
p109 礼賛論とその周辺
p118 異質論で帳消しされた礼賛論の効果
p128 パラドックス

p133 日本企業は合理的だったのか―日本的経営と法人資本主義  間宮陽介(1948-)
間宮陽介著作目録
p133 日本的経営の「合理性」について
p143 二つの資本主義

p153 雇用調整の時代になって崩れた幻想―「終身雇用制」議論の陥穽  野村正実(1948-)
p155 終身雇用の定義
p156 終身雇用は存在するのか?
p159 終身雇用という幻想の成立根拠
p165 雇用を守る体質?
p168 人員整理の規模と基準

p177バブル清算の大いなるコスト―企業基盤を弱めたバブル経済  伊藤正直(1948-)
      エクイティ・ファイナンス、不良資産、資産デフレ
p181 バブルとはなにか
p183 企業「財テク」とエクイティ・ファイナンス
p189 バブル崩壊への反転
p191 不良資産の累積と資産デフレ
p194 経営健全化への途は?

p199  大量生産主義が終わり、日本の技術はどうなる―イミテーション技術立国の光と影  下田博次(1942-)
p199 技術導入と補助金の副作用
p202 何を得て何を失ったか
p205 技術立国の素顔
p208 成功の原因と失ったもの
p212 振わぬベンチャー・ビジネス
p215 個の思いを仲ばせる社会を

p221 日本企業は情報化に対応できるか―情報テクノロジーと日本企業の行方  須藤修(1955-)
p224
p227 情報テクノロジーと仕事
p233 テクノロジー高度化と企業活動の変容
p240 むすび

p243 日本の企業風土はどのように変えられるか―日本的コーポレート・ガバナンスの道  永野健二(1948-)
     日米比較の視点から
p243 崩れ始めた日本的システム
p245 日本システムのダブル・スタンダード
p248 八〇年代の日米トレンド
p253 コーポレート・ガバナンスの理念
p258 日本的コーポレート・ガバナンスの道


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