1991.12.01『日本を開く・自由と公正な社会を求めて』(ほんの木) 紀伊國屋 amazon

1995.4.『佐高信の快刀乱麻』(徳間文庫) 紀伊國屋 amazon bk1


日本を開くイメージ 『日本を開く・自由と公正な社会を求めて』佐高信著(ほんの木)


第一部 タレント文化人筆刀両断
臆病な凶獣・ビートたけし
別れた女(東京大学・左翼運動)の悪口を言う保身主義者・西部邁
三十年前のオッサンと同思考・曽野綾子&林真理子
本質は権力のメッセンジャーボーイ・江藤淳
ソニーのイメルダにNOといえない「国際派」・盛田昭夫
盛田昭夫著作目録
全共闘運動経験者の名が泣く、「背のびして」安全な文化人にゴマをする・猪瀬直樹
「死もまた社会奉仕」三つの大罪を冒した・開高健
貧しい女性観、やはりノンキなセンセイ・舛添要一
舛添要一著作目録
財界のチンドン屋・長谷川慶太郎
恥を知らない「お手盛り」受賞・井上靖
お家大事の頭中チョンマゲ族・石原慎太郎
社長族お気に入り作家・司馬遼太郎
司馬遼太郎著作目録【洋書】
決して危険なところへの行かない「遠足ライター」・沢木耕太郎
知よりも愚、「はた迷惑な」おタク教授・渡部昇一
自己批判を忘れた、張り子のドナリ・大島渚
お仲間やセンセイに色目を使う、パンツをぬがないサル・栗本慎一郎
地上げ銀行のコンサルタント・大前研一
大前研一著作目録【洋書】
財界の寄生虫のパーティに顔を出す「タレント文化人」・江副浩正
江副浩正関係目録
「女である」(!?)ことだけで大臣になった・三東昭子&高原須美子
理性ではなく利性を使う・海江田万里
下半身作家は社会問題を語るな・渡辺淳一
厚顔無恥の企業ぶらさがり人・針木康雄・&堀紘一
やたらと自慢話をしたがるホラ吹き・落合信彦
どちらが悪人?・中内功&竹井博友

第二部 ビジネス界筆刀直評
五つ巴の確執が生まれる?
アウシュヴィッツに向う電車
パートナーか、スポンサーか
江戸時代と変わらぬ「ニッポンKK」
世襲で試されているのは父親
「真実は常に権力より強い」
青年の過失より老人のばっこ
組合は病気を知らせる神経だ
「白い骨」「黒い骨」の戦い
ドレイの哲学を食い破る
誰にとっての「自由」なのか
「法科的と文科的」を止揚すると
国会議員「70歳定年論」はどこへ
私選「最近三大バカ役人」
慈善と偽善はよく似た言葉
横車屋のコモン・センス
日本の雑草長谷川慶太郎
「ヒトよりカネ」の政策
「私の理解を越えている」
秀才のケジメ
重役とは何なのか?
「明るい職場づくり」の犯罪
より悪質なのは
「民族の過ち」
マザコン少年と無責任老人
通産役人のロンリ
消しゴム評論家
世界市民への道
天皇制イデオロギーと庶民
アジアの人たちの仕事
預金者不在の合併
「候補者はくじらではありません」
「年相応に老いなさい」
暗然となる話
井上靖と湾岸戦争
「青春」とは
ひとの痛みを察知する
「個性派財界人」のつきあい
社長キラー
「24時間戦えますか」
「福翁自伝」を読みなさい!
役者の心根
必要悪と必要善
資本主義のつまみ食い
ベテラン政治記者の味
とんでもないインタビュー

第三部 株式会社ニッポンを斬る
勲章を拒否し通した財界人の系譜
いまも変わらぬ大蔵官僚の無責任体質
五十歩と百歩の違いを追う
他己批判のためにこそある情報公開
平成の鬼平を追いつめる資産インフレ待望バブル筋
社閉症を批判する激辛評論家のつぶやき
「好きだけども評価できない」伊藤肇
日本では非常識な会社が伸びるのか
「サラ金・地上げ・リクルート」、銀行の企業行動をえぐる
どこまで?金権政治、闇世界に群がる人とゼニから迫る
「会社買います」時代、社員のアイデンティティはどこへ?
経済小説は会社人間を映す鏡だ、突っ込みがふくらませるリアリティ
多発する銀行スキャンダルを憂う、「信」のモラル再び!
会社大国・日本の荒涼、国際語となった「過労死」を問う
不甲斐なし斎藤経団連会長、法治主義を放棄した政・官・財界人
地に落ちた経済ジャーナリストの良心、害悪をタレ流す長谷川慶太郎
異常を異常と思わない経営者の無定見と無恥
密室の茶番劇・日本企業の株主総会の実態
日本を代表するデタラメ企業の重役たち
はじけても次々に浮かぶ、踊らされるものより発生器に注目

あとがきにかえて
勇気の源・・・五回読む 林達夫・久野収著「思想のドラマトゥルギー」


1999年7月26日


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